仕様

Spectratech OEG-16H-01 ヘッドモジュール

1) 光射出部
6個搭載
2波長組込型LED (波長1:840nm 波長2:770nm)
出力パワー:光射出部表面にて5.0mW/770nm, 5.0mW/840nm (MAX)
2) 光受光部
6個搭載
Si PINフォトダイオード (Silicon PIN photo diode)
3) 同時測定チャネル数
最大16チャネル
4) 光射出部/光受光部間距離
3cm
5) ケーブル長さ
1.5m
6) 重量
約400g

注意: 本ヘッドモジュールは前頭葉で且つ髪の毛の影響の少ない部分での使用を前提としています。他の部位での使用はお勧めできません。 また、たとえ髪の毛のない前頭葉での測定でも、極めて信号の弱い被験者もおられ本装置のセンサーでは捉え切れない場合もあります。あらかじめご了解願います。

 

Spectratech OEG-16H 本体部分

1) 生体信号測定方式
モディファイド・ランベルト・ベール(modified Lambert-Beer Law)則による
  ヘモグロビン変化 ( ΔCoxy・L, ΔCdeoxy・L, ΔCtotal・L ) 単位 mM・mm (ミリモル・ミリメートル)
Apparent SpO2 みかけの動脈血酸素飽和度 単位 %
2) 光多重変調方式
 変調方式:スペクトラム拡散変調DS方式注1
有効生体信号帯域幅: Fine Mode時 0.76Hz(サンプリング間隔:0.65535秒)
  Fast Mode時 6.10Hz(サンプリング間隔:0.08192秒)
3) イベント入力機能
付属のSpectratech OEG-16-05手操作イベントトリガー入力用BOXを使って、任意の時刻に手操作でのイベントトリガーを入力可能 。
4) 外部トリガー入力 機能
(1) 外部機器との連動動作するために、フォトアイソレーション(光絶縁)された“外部トリガー入力端子”を2系統搭載。付属のSpectratech OEG-16-04外部信号入力用BNCケーブルを経由してBNCコネクター接続にて外部機器と接続され、外部からのイベントトリガー入力、外部からの計測/記録開始トリガーのいずれの利用形態でも使用可能。
入力条件:TTLレベル(本体内部にてフォトカプラーでアイソレーション)注2
(2) 他のパソコンからネットワーク経由で入力可能(UDPプロトコル使用)
ネットワークからの使い方詳細は応用技術編§6、§7に記載しています。
5) 安全基準
以下の各試験に合格しています。医療機器と同等の安全性が担保されています。
Certificate: 47 CFR Part 15 Subpart B
Test Report: JIS T 0601-1:2012(IEC 60601-1:2005 + CORR.1(2006) + CORR.2(2007)).
JIS T 0601-1-2:2012(IEC 60601-1-2:2001,Amd.1:2004)
6) 計測時間
約10時間の連続測定可能 (Fine Mode時)
約 2時間の連続測定可能 (Fast Mode時)
7) パソコン接続
 Windows7、Windows8あるいはWindows10の動作するUSB規格の接続ポ ートを持つパソコンと、付属のSpectratechOEG-16-06パソコン接続用USBケーブルにて接続し、同じく付属のSpectratech OEG-16H-07インストールソフトウエア用CD ROMをパソコンにインストールすることで、パソコンから各種指令を出したり、計測データをパソコンに送り、記録あるいは表示することが可能 。
パソコンの性能は、CPUがIntel I5以上でメインメモリーが4GB以上のものをお選びください。
8) 搭載乾電池
フォトアイソレーション部用:
単三乾電池2個(連続使用で約3~5年間使用可能)
内部時計用:
CR2032 LITHIUMバッテリー(連続使用で約3~5年間使用可能)
9) ファームウエアは随時、弊社ホームページから最新版をダウンロード可能。
10) 外形寸法
40mm (H) x 170mm (W) x 180mm (D)
11) 重量
約1Kg(バッテリー実装無しの場合)

注1: DS(Direct Sequence)方式とはスペクトラム拡散信号発生方式の一つで直接拡散方式とも呼ばれ、拡散符号系列(PN系列)と呼ばれる乱数を使って変調する方法です。その他にFH方式(Frequency Hopping:周波数ホッピング)という方法があります。
注2: TTL入力とはハイインピーダンスでの+3~+5Vのデジタル信号入力を意味します。

 

 

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